ドアノー展に行ってきました

 

 

スナップ写真とは、下準備をしない偶然の、あるがままの風景を撮る方法です。

2013年の撮影会の時に、偶然撮れたこの猫の写真は、自分で気に入っている写真です。

あ、猫だ、とカメラを構えていると、どこからともなく大きなレトリバーが走ってきて、驚いた瞬間。

 

ドアノーさんはパリ以外を旅行したことがないというくらい、シャッターチャンスを求めては、酒場やパリ市街をウロウロされていて、たくさんのスナップ写真を納めました。

「市庁舎前のキス」あるいは「市役所前のキス」は多くの方が見たことのある写真だと思いますが、こちらは、今流行りのヤラセ作品と言われています。

このカップルに声をかけ、承諾を得て写真を撮りましたが、この2週間後に二人は別れてしまいます。

写真が有名になると、女性の方がいくらかよこせと言ってくる、写真は仕組まれたものだったかもしれませんが、この写真にまつわるお話には、いくつもの「偶然」が重なっていて、ドアノーさんの生き様自体がおもしろいなーと思う1枚です。

 

この他にも、市街で写生をしているおじさんを見る、犬の散歩中のおじさんを待つ犬の写真。

写生中の絵画にはなぜか女性のヌードが書かれていたり、クスッと笑える写真とか、表題の付け方とか、ドアノーさんのお人柄がうかがえる楽しい写真展でした。

スナップっていいな、そう思わせてくれる京都近代美術館で開催中のロベール・ドアノー展は1/21までです。

よかったら行ってみてくださいね。

http://www.kahitsukan.or.jp/frame.html

 

ドアノー展はF1、2、3、5ですが、B1に魯山人の常設展があります。

そこに「ふたおき」というのが展示されているんです。

茶釜の蓋をおくためだけのものです。

その蓋置を入れるためだけの巾着があって、その巾着の口をくくるためだけの組紐が編まれています。

かわいい窯印も展示してありますが、その窯印を入れるためだけの桐箱があるんです、サイズぴったりで。

あってもなくてもいい、と言うと言い過ぎかもしれませんが、いくらでも代用があって、絶対的に必要かというとそうでもないような細かいところにまで意匠がある、わかる人にしかわからないようなことを大切に守り続けているのが京都の文化で、「古い」とか「伝統」って言われているんだろうなと感じました。

ドアノー展もそうですが、細かいところを見る、隅々まで見る視点を忘れず、ぜひ地下1階の展示も合わせてご覧ください。

 

あってもなくてもいいカメラストラップのご紹介です。

カメラを買ったら付いてくるストラップですが、敢えて、自分だけの特別なストラップに変えてみませんか?

「ララベル」レインボーカラーが完成しました。

ただのストラップですが、きっと見える世界は違ってくるはず。。。

 

ララベル

http://atelie-suh.com/?mode=cate&cbid=1746498&csid=5