刺繍と織りとガラパゴス化現象

 

 

やっと雨が上がりまして、今日は少し早めに起きて溜まった洗濯物を干しました。

風が爽やかで心地いです。

 

京都の市内を歩いていますと、お囃子の練習の音が聴こえてきます。

この度、山鉾のひとつである「太子山」の胴掛が、243年ぶりに新調されました。

243年ぶりってw

243年前ということは1776年、日本は江戸時代 "平賀源内がエレキテルを復元" ですって。アメリカでは独立宣言が行われた年、めっちゃ前ですね。

この胴掛は金色のクジャクを中心に多くの花と動物が彩るデザインで、つづれ織りの生地にスガ刺繍で文様を入れていくんですが、これを日本でやるとなると1億円以上かかるということで、ベトナムで1年2ヶ月かけて作成されたそうです。

 

スガ刺繍というのは、生地の織り目に対して横を軸に入れていく刺繍なんですけど、着物の紋入れに使われる工法です。背中の襟元に入っているワンポイント、親指の爪大くらいのサイズで1万円前後ですから、1.7m×2.4mの生地にスガ刺繍でデザインを敷き詰めようとしたら、そら1億かかりますね。

で、ベトナムに外注と。。。

西陣織も結局は西陣で織られてないですしね、ガラパゴス化は京都のお家芸なのかもしれません。刺繍屋さんとか糸屋さんとか染屋さんとか、、、京都には一流の家元がたくさん集まっているのに海外発注。。。言語化できない複雑な思いがこみ上げてきます。

 

とはいえ、ベトナムの縫製技術は、近年急成長を遂げています。

中国よりも良品質かもしれません。

そんなベトナムは元より高い刺繍を持っている国なので、この大掛かりな太子山の胴掛、ぜひ近くで眺めて観たいものです。

 

個人的には織りとか刺繍が大好きです。

いつか刺繍で模様を入れたカメラストラップを作ってみたいなーと思いつつ、商品化するにはコストがかかるという、ベトナムに発注した太子山保存会のみなさんとまったく同じことを考えています。

そんな今日のオススメは、アクリルという軽くて強靭な繊維の織り模様がかわいいカメラストラップ「Rio」。おしゃれのスパイスが効いた"普通の"カメラストラップ。レディメイドとオルタナティブのあいだをいくデザインです。
幅38mmと幅広で、ミラーレスカメラ、一眼レフカメラ、銀塩カメラもオーソドックス+αのおしゃれで楽しめます。お洗濯もできますので、ぜひRioでカメラをさげて、お祭りに行ってください。
 

Rio 〜 リオ

http://atelie-suh.com/?pid=93029386